医療関係の職業に就かれている方であれば、薬事法という言葉をご存知のことでしょう。
日本の医療の近代化を目的として制定された、医薬品、医療機器の品質・有効性・安全性を確保するための法律です。
改正され、新薬事法が生まれたことで、歯科補綴物との関係も変化しました。

CADCAM冠の保険導入も、薬事法の改正に伴う変化の一つです。
近年の診療報酬改定によって誕生した、健康保険で導入することのできる、画期的な歯科補綴物のことです。製造ユニット・コンピューター支援設計という特殊な装置を使用します。樹脂のみで制作される歯科補綴物と比べると強度が高く、金属を使わない製品のため、アレルギー体質の方でも安心して治療を受けられます。

保険が適応されない場合は実費での診療になるため、患者様の中には金額を理由に治療を断念する方もいらっしゃるでしょう。CADCAM冠の保険導入によって以前よりリーズナブルな価格で治療を受けられるため、歯医者を利用する患者様には大きなメリットとなります。また、金歯や銀歯などの、金属冠と比べた場合、CADCAM冠を用いた治療の方がはるかに保険点数は高いため、導入する側にもメリットがあります。のです。

CADCAM冠は、単独の冠のみに対応する歯科補綴物です。インレーやブリッジのような、連結冠には対応していません。
かぶせる部分にも決まりがあり、小臼歯部だけに対応しています。
保険適応のCADCAM冠を制作する場合、CADCAM装置を所有しているか、所有施設との連携がとれている状態である必要があります。

小規模歯科技工所様向けジルコニアフレーム・クラウン・インレーの製作代行をしているツヤデンタルは、CADCAMセンターを備えた技工所です。GCセラスマートや松風HC、ノリタケアベンシアなど、フレームも豊富に取り揃えております。納期の早さには自信があります。安い価格で購入した歯科補綴物を、早い段階で納品されたい方におすすめです。

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